弊社の提供するFace Recognition for iPad / iPhone（以下「本サービス」といいます。）を事業利用目的でご利用される場合、以下のFace Recognition for iPad / iPhone 利用規約（以下「本規約」といいます。）に同意していただく必要があります。 

第1条　　本規約の内容

    1. 本規約は、弊社の提供する本サービスを利用するお客様と弊社との契約条件を定めるものです。

    2. 本規約は、利用規約（事業者用）（以下「原規約」といいます。）の一部として構成され、本規約と原規約に矛盾齟齬がある場合には本規約が優先し、本規約に記載されていない事項は原規約に準拠するものといたします。

    3. 本サービスに原規約が適用される場合、原規約における記載を以下のとおり読み替えるものとします。

①    「レンタル品」との記載は、「本サービス」に読み替えます。

②    「レンタル品利用期間」は、「本サービス利用期間」と読み替えます。

    4. 本サービスについては、原規約の以下の条項は適用除外となります。

①    第2条（定義）第4項

②    第9条（レンタル品の扱い）

③    第11条（交換サービス）

④    第12条（交換サービスに関するお客様の義務）

⑤    第13条（端末の毀損）

⑥    第23条（お届け・受け取り期限）

⑦    第24条（配送先地域）

⑧    第25条（配送料）

⑨    第26条（不具合・契約不適合への対応）

⑩    第27条（設置について）

⑪    第32条（解約に際するレンタル品の返却）

    5. お客様は、原規約及び本規約に同意しない限り、本サービスを利用していただくことはできません。

    6. 本サービスにかかる注文書の提出をいただいた場合は、お客様は原規約及び本規約に同意したものとみなされます。

第2条　　本サービスが提供する価値

本サービスは、お客様が弊社と別途契約している事業者用のレンタル品を、お客様が指定する利用者（第3条第6号で定義します。）及び被管理利用者（第3条第7号で定義します。）（以下、総称して「利用者等」といいます。）に対し、利用者等が登録した顔情報をもとに利用・操作することを可能にさせるサービスです。

第3条　　定義

    1. 本規約における用語の意味は、次に定めるものとし、別段の定めがない場合には、原規約に従うものとします。

①    「マニュアル」とは、弊社が定める本サービスの設定・利用に関する資料を意味します。マニュアルは、管理者向けソフトウェアから確認いただけます。

②    「Fully managed model for iPad / iPhoneFully managed model for iPad / iPhone」とは、本サービス等をご利用いただく際に必要な端末及び利用環境の提供や設定、稼働後の運用・監視を代行するサービスを意味します。

③    「self-serv」とは、本サービス等をご利用いただく際に必要な端末及び利用環境の調達や設定をお客様自身に行っていただくことを意味します。

④    「利用環境」とは、本サービスを利用するために必要となる、通信回線その他の通信環境等を意味します。

⑤    「登録コード」とは、本サービスに顔情報を登録する際に必要なコードの総称を意味します。

⑥    「利用者」とは、お客様が指定する利用者等のうち、弊社の利用規約に同意の上、弊社のアカウントを登録しており、当該アカウントに紐付けて顔情報を登録し、当該顔情報を用いて本サービスを利用する方を意味します。

⑦    「被管理利用者」とは、お客様が指定する利用者等のうち、弊社のアカウントを登録せずに、本サービスを利用する方を意味します。被管理利用者の顔情報は、お客様が取得・管理する主体となります。

第4条　　アカウント

    1. お客様、利用者等及び利用者関係者（第8条4項に定義します。）が本サービスを利用するためには、原規約に基づくアカウント登録が必要です。

    2. お客様は、本サービスを利用するお客様の利用者等及び利用者関係者に対し、原規約及び本規約に定める条件を周知し、これに従わせるものとします。お客様の利用者等及び利用者関係者による原規約及び本規約の違反は、お客様による違反とみなすものとし、お客様は、弊社に対し、当該違反による一切の責任を負うものとします。

第5条　　Fully managed model for iPad / iPhone での利用

1.    本サービスは、原則として、Fully managed model for iPad / iPhone にてご利用いただきます。

2.    Fully managed model for iPad / iPhone は、「Fully managed model for iPad / iPhone 利用規約」に基づき、弊社がお客様に提供します。お客様は、別途「Fully managed model for iPad / iPhone 利用規約」を確認し、同意の上、Fully managed model for iPad / iPhone を利用するものとします。

第6条　　self-servの注意点【self-servのお客様にのみ適用】

    1. お客様は、Fully managed model for iPad / iPhone を利用しない場合、self-servでのご利用となります。この場合、お客様は、「Fully managed model for iPad / iPhone 利用規約」に基づいて弊社がお客様に対して提供するサービスの範囲の全てを、弊社に代わり、お客様自身の責任と負担において行うものとします。そのため、お客様は、self-servにて本サービスを利用する場合には、「Fully managed model for iPad / iPhone 利用規約」（将来の改訂版を含みます。）の規定内容をよく確認し、本サービスを利用するためにお客様自身で行うべき作業を十分に理解するものとし、また、弊社が別途定めるマニュアル（将来の改訂版を含みます。）の内容をよく確認し、当該マニュアルに記載された、本サービスを利用いただく際に必要な端末及び利用環境の調達や設定等を、お客様自身の責任と負担において行うものとします。

    2. 本サービスに必要な端末、利用環境及び利用環境にかかる推奨環境は、弊社ECサイト、マニュアル又は営業提案資料等に掲載します。

    3. 端末及び利用環境の一部は、弊社又は弊社代理店からご購入いただくことが可能です。

    4. お客様が、弊社又は弊社代理店以外から端末及び利用環境をご購入する場合には、推奨環境に適合するかはお客様自身にてご確認ください。この場合、弊社は、推奨環境の適合について一切の責任を持ちません。

    5. 端末及び利用環境の設定・設置については、マニュアルに基づき、お客様の費用と責任で行ってください。ただし、設置の一部に関しては、弊社の「施工サービス利用規約」に基づき、弊社からお客様に提供可能です。

    6. 端末及び利用環境の製造元や通信会社等のサポート環境によっては、本サービスの端末として使用できなくなる可能性があります。そのため、お客様は、最新の推奨環境を確認し、必要に応じて端末及び利用環境を買い換える等の必要な維持対応を行った上で、本サービスを利用するものとします。

    7. 端末の紛失、盗難、故障又は利用環境の不具合があった場合、端末又は利用環境が推奨環境を満たしていない場合、並びにマニュアルに基づいた設定・設置がされていない場合は、弊社はお客様が本サービスを利用できることを一切保証しないものとし、また、その結果お客様又は第三者に生じた損害について、弊社は一切の責任を負いません。

    8. お客様は、端末及び利用環境の製造元や通信会社等が定めた規約、契約等を遵守するものとします。

第7条　　端末の管理

端末のうち顔認証を行う装置（タブレット等）については、常に給電可能な環境をご準備頂くとともに、固定・施錠等を行い、盗難対策を実施してください。

第8条　　本サービスの利用

    1. 本サービスを利用する方が利用者の場合、以下のとおり本サービスの利用を開始します。

           1.1. お客様は、管理者向けソフトウェアを利用して、利用者に対し、本サービスの利用を提案する通知を行います。

           1.2. 通知を受領した利用者は、通知文に含まれるURL又は利用者向けソフトウェアから登録済みの自らのアカウントにログインまたは新規にアカウントを登録して、弊社が別途定める利用者向けの利用規約及びプライバシーポリシーに同意いただいた上で、本サービスの利用提案を承諾します。

           1.3. 承諾時に顔情報の登録がない利用者は、利用者向けソフトウェア又はお客様（契約者）の利用環境のタブレット等から顔情報をご登録いただけます。

           1.4. 利用者が、利用者向けソフトウェアから顔情報を登録する場合には、登録済みの自らのアカウントにログインし、本規約及びプライバシーポリシーに同意いただいた上で、顔情報をご登録します。

           1.5. 利用者が、お客様の利用環境であるタブレットから顔情報を登録する場合には、利用提案の承諾時に、本サービスを利用するための顔情報の登録コードを発行します。その後、利用者は、お客様の利用環境であるタブレットに、登録コードを入力の上、タブレットのインカメラを用いて自身の顔を撮影し、自らのアカウントに紐付ける顔情報として登録します。

    2. 本サービスを利用する方が被管理利用者の場合、以下のとおり本サービスの利用を開始します。

           2.1. お客様は、被管理利用者に対し、本サービスの利用の目的のために、お客様が被管理利用者の顔情報を取得することの同意を取得の上、お客様が指定した登録コードを通知します。

           2.2. 被管理利用者は、お客様の利用環境であるタブレットに、登録コードを入力の上、タブレットのインカメラを用いて自身の顔を撮影し、お客様が管理する顔情報として登録します。

    3. 本サービスを利用する方を利用者とするか被管理利用者とするかについては、お客様が利用者等の意向をご確認の上、ご指定ください 。お客様の下で本サービスを利用される方のうち、一部を利用者とし、一部を被管理利用者とすることも可能です 。

    4. お客様は、利用者等のうち利用者は、お客様の指定する範囲において、利用者の関係者（家族を含みますが、これに限られません。以下「利用者関係者」といいます。）に、利用者向けの利用規約及びプライバシーポリシーに定める内容を説明し、これによって生じる結果に同意を得た上で、利用者自らの権限において、利用者関係者に利用者自身のアカウントの管理下にあるアカウントとして従属アカウントを登録し、当該従属アカウントに紐付けて登録した当該利用者関係者の顔情報を本サービスに利用することができることを確認します。利用者のアカウントが停止、消去又は解約された場合には、その管理下にある従属アカウントも停止、消去又は解約されます。

    5. お客様は、利用者が本サービスを利用させることができる従属アカウントの範囲について、利用者に別途指定するものとします。

    6. お客様は、成人の利用者が、利用者関係者として未成年者の従属アカウントを登録し、それに紐付けて未成年者の顔情報を登録することを希望する場合には、当該利用者に対して、未成年者の法定代理人が利用者向けの利用規約及びプライバシーポリシーに定める内容に同意し、未成年者にもその内容を説明し、可能な限り理解させる必要があることを説明し、これらを利用者に遵守させるものとします。なお、利用関係者の未成年者が16歳以上の場合、お客様は、利用者に対して、当該未成年者がご両親その他の法定代理人に利用者向けの利用規約及びプライバシーポリシーの内容を説明し、これによって生じる結果に同意を得た上で、当該未成年者が当該利用者に顔情報の登録を依頼することもできることを説明し、当該利用者にさせるものとします。

    7. 16歳以上の未成年者の利用者が、従属アカウントではなく自らのアカウントを登録し、自らのアカウントに自らの顔情報を登録することを希望する場合には、お客様は、当該未成年者が、ご両親その他の法定代理人に、利用者向けの利用規約及びプライバシーポリシーの内容を説明し、これによって生じる結果に同意を得た上で、顔情報を登録する必要があることを、当該未成年者に対して説明し、当該未成年者に遵守させるものとします。なお、16歳未満の未成年者は、いかなる場合にも、原規約に基づくアカウントを登録することができません。

    8. 弊社は、従属アカウントによる行為について、一切の責任を持ちません。

    9. 被管理利用者が未成年者の場合、お客様は、本条第2項第1号に定める同意の取得にあたり、未成年者本人ではなく、未成年者の法定代理人の同意を得るものとし、当該法定代理人をして、未成年者にも顔情報を取得すること及びその利用目的を説明させ、可能な限り理解させるものとします。但し、被管理利用者が16歳以上の未成年者の場合には、当該未成年者が、ご両親その他の法定代理人に顔情報を取得すること及びその利用目的を説明し、これによって生じる結果に同意を得たときは、お客様は、本条第2項第1号に定める同意を当該未成年者から得ることができるものとします。

第9条　　本サービス利用期間

原規約第10条（利用期間）は、以下のとおり読み替えます。

    1. 本サービスの利用期間は、本サービスにかかる注文書に記載したサービス利用開始日（以下「利用開始日」といいます。）から、支払方法を問わず1年間といたします。（以下「本サービス利用期間」といいます。）

    2. お客様が解約手続きを完了しない場合は、同一条件にて毎年自動更新されるものといたします。

第10条　　お問い合わせ対応

    1. お客様が本サービスをFully managed model for iPad / iPhone にてご利用される場合、本サービスにかかる弊社によるお問い合わせ対応は、「Fully managed model for iPad / iPhone 利用規約」に基づきご提供します。

    2. お客様が本サービスをself-servにてご利用される場合、本サービスにかかる弊社によるお問い合わせ対応は、原規約第18条に基づき提供します。この場合のサポートサービスは、メールでのご提供となります。

第11条　　禁止行為

お客様は、本サービスの利用にあたり、原規約第30条に定める行為のほか、以下の各項の行為を行ってはいけません。

    1. 本サービスを利用すべき方以外に対し、本サービスの利用提案を行うこと、又は利用提案のうえ登録コードを発行し、通知すること、その他本サービスを利用させること

    2. 弊社ECサイト、マニュアル及び利用者向けソフトウェアにおいて明示されている利用方法以外の方法で、本サービスを利用すること

第12条　　お客様の義務

お客様は、本サービスの利用にあたり、原規約31条に定める行為のほか、以下の各項の義務を負います。

    1. 本サービスを利用する者として適切かを確認のうえ、利用者に対して本サービスにかかる利用提案を行うこと、及び被管理利用者に対して登録コードの発行をすること

    2. 利用者等が、登録コードを第三者に譲渡又は賃貸させること、及び第三者の登録コードを用いて自身の顔写真を登録することがないように、十分に周知及び管理すること

    3. 弊社ECサイト、マニュアル及び利用者向けソフトウェアにおいて明示されている本サービスの利用方法を、利用者等に対して周知徹底すること

第13条　　本サービス解約手続き

    1. お客様は、本サービスを解約する場合には、本サービス利用期間満了の30日前までに弊社カスタマーサポート（support-biz@bitkey.jp）に解約の旨を連絡するものとします。

    2. 前項に基づく解約手続きが完了後、本サービスの機能の一部又は全部が利用できなくなります。なお、一部の機能が利用できる場合でも、弊社はその機能の保証及びサポートは一切行いません。

    3. 解約後も、既にいただいた本サービス利用料は一切返還いたしません。

第14条　　保証の否認及び免責事項

弊社は、本サービスの提供にあたり、原規約第33条に定めるほか、以下の各項の保証を否認し、免責されるものとします。

1.      弊社は、利用者がお客様の指定する範囲を超えた従属アカウントに対して、本サービス利用させることに起因する、お客様、利用者、その他の第三者に生じる損害について、一切の責任を負いません。

2.      弊社は、利用者等が原規約に基づくアカウント若しくは登録コードを第三者に譲渡若しくは賃貸したこと、又は第三者の登録コードを用いて顔情報を登録したことに起因するお客様、利用者等、その他の第三者に生じる損害について、一切の責任を負いません。

3.      弊社は、お客様又はお客様の利用者等が、弊社ECサイト、マニュアル及び利用者向けソフトウェアにおいて明示されている利用方法以外の方法で本サービスを利用した場合に、本サービスが正常に作動することを一切保証せず、またかかる利用の結果について一切の責任を負いません。

第15条　　損害賠償

原規約第42条（損害賠償）は、以下のとおり読み替えます。

    1. お客様に対する弊社の損害賠償責任は、当該損害が弊社の故意又は重過失による場合を除き、いかなる場合にも発生しないものとします。

    2. 弊社がお客様に対して損害賠償責任を負うことになった場合は、弊社が負う損害賠償責任に係る損害は、弊社の債務不履行又は不法行為によりお客様に生じた損害のうち現実に発生した直接かつ通常の損害に限り、その上限金額は、過去にお支払いいただいた本サービス利用期間にかかる1年分の利用料金を12で割った月額相当分とします。

    3. お客様が弊社に対して損害賠償責任を負うことになった場合の賠償額の上限は、お客様から弊社に対して支払われた1年分の利用料金を上限とします。ただし、お客様が弊社と同様若しくは類似又は関係する事業（Face Recognition for iPad / iPhoneの提供を含みますが、これに限定されません。）を運営されている事業者（以下「競合事業者」といいます。）である場合、お客様が秘密情報を漏洩した場合、又はリバースエンジニアリングその他原利用規約第30条に定める禁止事項を行った場合は、この上限は適用されません。

第16条　　譲渡禁止

お客様は、弊社の書面による事前の承諾なく、原規約及び本規約上の地位又は原規約及び本規約に基づく権利義務（アカウントを含みますが、これに限られません。）につき、第三者に対し、譲渡、移転、担保設定、その他の処分をすることはできないものとします。

2020年11月10日制定

2021年4月21日改定

2022年5月31日改定