電子錠Bitkey Edition 利用規約（事業者用）
弊社の提供する本製品（第2条第1項第1号で定義します。）を事業利用目的でご利用される場合、以下の電子錠Bitkey Edition利用規約（事業者用）（以下「本規約」といいます。）に同意していただく必要があります。
第1条 （本利用規約の内容）
1. 本規約は、弊社の提供する本製品を利用するお客様と弊社との契約条件を定めるものです。
2. 本規約は、利用規約（事業者用）（以下「原規約」といいます。）の一部として構成され、本規約と原規約に矛盾齟齬がある場合には本規約が優先し、本規約に記載されていない事項は原規約に準拠するものといたします。
3. 本製品は、本規約第4条に記載のとおり、弊社からお客様へのレンタル品ではなく、お客様に弊社からご購入いただく購入品になります。そのため、本製品に関して原規約を適用するにあたっては、原規約における記載を以下のとおり読み替えるものとします。
① 「レンタル品」との記載は、「本製品」に読み替えます。
② 「レンタル品の利用期間」及び「レンタル品利用期間」との記載は、「ソフトウェア利用期間」と読み替えます。
4. 本規約が適用される場合、原規約の以下の条項は適用除外となります。
① 第2条（定義）第4項及び第5項
② 第13条（端末の毀損）
③ 第32条（解約に際するレンタル品の返却）
5. お客様は、原規約及び本規約に同意しない限り、本製品を利用していただくことはできません。
6. 本製品にかかる注文書の提出をいただいた場合は、お客様は原規約及び本規約に同意したものとみなされます。
第2条 （定義）
1. 本規約における用語の意味は、次に定めるものとし、別段の定めがない場合には、原規約に従うものとします。
① 「本製品」とは、ドアの両側から挟み込んで設置する以下の電子錠を意味します。
i. MULTILOCK Bitkey Edition
ii. edロックPLUS Bitkey Edition
iii. ePPH Bitkey Edition
ⅳ. Tebra X Bitkey Edition
ⅴ. PiACKⅢ PG Bitkey Edition
ⅵ. PiACKⅢ smart Bitkey Edition
本製品は、原規約で定める利用者向けソフトウェアのほか、本製品のタッチパネル部分へのパスコード入力又は登録したICメディアによる施錠・解錠ができます。お客様がICメディアを弊社から購入した場合、当該ICメディアも本製品の一部として取扱います。
② 「パスコード」とは、本製品の施錠・解錠のために設定したテンキーの暗証番号を意味します。
③ 「ICメディア」とは、本製品の施錠・解錠のために使用する、弊社サポートサイト等で記載する規格に適合したICカード等を意味します。弊社からご購入いただくICカードの他、お客様またはお客様の役員、従業員及び顧客等が既に保有されているICメディアをご利用いただけます。
④ 「錠前」とは、ドアに付いている、施錠・解錠のためのシリンダー及びサムターンを含む装置を意味します。
⑤ 「シリンダー」とは、物理鍵を差し込んで錠前を操作するための鍵穴の部分を意味します。
⑥ 「サムターン」とは、錠前の施錠・解錠を行なうためのツマミ及びその台座を意味します。
⑦ 「施工サービス」とは、「施工サービス利用規約（事業者用）」に基づき、別途弊社がお客様に提供する、本製品の設置又は取外しを行うサービスを意味します。
第3条 （アカウント）
1. お客様が本製品を利用するためには、原規約に基づくアカウント登録が必要です。
2. お客様は、本製品を利用するお客様の役員、従業員及び顧客に対し、原規約及び本規約に定める条件を周知し、これに従わせるものとします。お客様の役員、従業員及び顧客による原規約及び本規約の違反は、お客様による違反とみなすものとし、お客様は、弊社に対し、当該違反による一切の責任を負うものとします。
第4条 （本製品の扱い）
原規約第9条（レンタル品の扱い）は、以下のとおり読み替えます。
1. お客様に購入いただいた本製品は、本製品本体内部に組み込まれるソフトウェアであるファームウェア及び利用者向けソフトウェア等のソフトウェア（以下、単に「ソフトウェア」といいます。）を利用することを前提としています。
2. お客様のソフトウェアの利用にあたっては、ソフトウェアの利用権を、特定期間内にて購入する方式（以下「サブスクリプション形式」といいます。）にて、弊社から購入する必要があります。
3. ソフトウェアの利用権は、年額払いの形式にて、弊社から購入いただくことができます。
4. 弊社は、サブスクリプション契約の期間中について、利用者向けソフトウェアを経由してファームウェアへのアップデートを行い、機能追加や修正を行います。
5. 本製品の所有権は、お客様に帰属します。解約の際に、弊社にご返送いただく必要はございません。
第5条 （ソフトウェア利用期間）
原規約第10条（利用期間）は、以下のとおり読み替えます。
1. ソフトウェアの利用期間は、お客様からご注文いただいた後に、弊社が出荷処理をした日付を起算日（以下「利用開始日」といいます。）とし、支払方法を問わず 1 年間といたします。（以下「ソフトウェア利用期間」といいます。）
2. お客様が解約手続きを完了しない場合は、同一条件にて毎年自動更新されるものといたします。
第6条 （交換サービス）
原規約第11条（交換サービス）は、以下のとおり読み替えます。
1. 利用開始日から１年以内であれば、万が一、製品不具合や経年劣化により本製品（但し、弊社からご購入いただく本製品以外の付属品は除きます。以下、原規約第11条及び第12条並びに本規約本条及び第7条において同じ。）が故障した場合、交換用の本製品（以下「交換品」といいます。）をご用意します。（以下「交換サービス」といいます。）
2. 送料（原規約第12条第1項に基づく本製品の弊社への返却に要する送料、及び交換品のお客様への送付に要する送料）、並びに施工サービスの利用料（故障した本製品の取外し又は交換品の設置についてお客様が施工サービスを利用した場合の利用料）は、お客様にご負担いただきます。
3. 交換品は、再調整品(ファームウェアを初期化し、必要に応じて外装を交換または清掃した製品)が提供される場合がございます。
第7条 （交換サービスに関するお客様の義務）
原規約第12条（交換サービスに関するお客様の義務）第4項は、以下のとおり読み替えます。
「ご返却いただいた本製品を弊社が確認し、明らかに故意の破壊・分解と見なされる状態（例えば、不自然な本体の割れ、ネジ外れなど）であると弊社が判断した場合には、交換サービスは実施せず、ご返却いただ
いた本製品を、現状有姿でお客様に返送させていただきます。この場合、返送に要する送料をお客様に請求いたします。」
第8条 （不具合・契約不適合への対応）
原規約第26条（不具合・契約不適合への対応）第6項は、以下のとおり読み替えます。
「ご返却いただいた本製品を弊社が確認し、明らかに故意の破壊・分解と見なされる状態（例えば、不自然な本体の割れ、ネジ外れなど）であると弊社が判断した場合には、交換又は買戻し等は実施せず、ご返却いただいた購入品を、現状有姿でお客様に返送させていただきます。この場合、返送に要する送料をお客様に請求いたします。」
第9条 （設置について）
原規約第27条（設置について）第1項は、以下のとおり読み替えます。
「本製品を設置する際は、弊社が提供する施工サービスを利用するか、又はお客様自身にて本製品に同梱されている取扱説明書やスマートフォン向けアプリケーションの説明等に沿って本製品を設置してください。本製品の設置のために錠前を取り外した場合は、お客様の費用及び責任で錠前を保管してください。本製品の取外し後、錠前によるドアの施錠・解錠を行う場合には錠前が必要になります。」
第10条 （禁止行為）
お客様は、本製品の利用にあたり、原規約第30条に定める行為のほか、以下の各号の行為を行ってはいけません。
① 本製品の施錠・解錠のために利用するパスコード及びICメディアを、第三者（但し、お客様が本製品を利用させるお客様の役員、従業員及び顧客等を除きます。以下本号において同じ。）に譲渡若しくは貸与し、又は第三者と共用すること
② 本製品の施錠・解錠のために利用するパスコード及びICメディアの情報を漏洩し、又はICメディアを紛失すること
③ 利用者向けソフトウェア及び弊社サポートサイトにおいて明示されている利用方法以外の方法で、本製品を利用すること
第11条 （お客様の義務）
お客様は、本製品の利用にあたり、原規約第31条に定める行為のほか、以下の各号の義務を負います。
① 本製品の設置により取外した錠前を、自己の責任及び費用で保管すること
② 本製品の施錠・解錠のために利用するパスコード及びICメディアを、善良な管理者の注意をもって管理・保管すること
③ 利用者向けソフトウェア及び弊社サポートサイトにおいて明示されている本製品の利用方法を、お客様の役員、従業員及び顧客等に対して周知徹底すること
④ 本製品の施錠・解錠のために利用するパスコード及びICメディアを、利用者向けソフトウェア等からお客様の役員、従業員及び顧客等に対し登録させ、善良な管理者の注意をもって管理・保管させること
⑤ 本製品の施錠・解錠のために利用するパスコード及びICメディアの情報が漏洩する懸念がある場合には、お客様の役員、従業員及び顧客等に対し、利用者向けソフトウェア等からパスコード及びICメディアの削除・再登録をさせること
第12条 （ソフトウェア利用の解約手続き）
1. お客様は、本製品にかかるソフトウェア利用を解約する場合には、ソフトウェア利用期間満了の30日前までに弊社カスタマーサポート（support-biz@bitkey.jp）に解約の旨を連絡するものとします。
2. 前項に基づく解約手続きが完了後、本製品の機能の一部又は全部が利用できなくなります。なお、一部の機能が利用できる場合でも、弊社はその機能の保証及びサポートは一切行いません。
3. 本製品は、お客様ご自身にて、各自治体が定める方法にて廃棄してください。解約後に、第三者への転売、賃借及び譲渡、並びにリバースエンジニアリング行為等は行わないでください。
4. 解約後も、既にいただいたソフトウェア利用料は一切返還いたしません。
第13条 （保証の否認及び免責事項）
原規約第33条（保証の否認及び免責事項）は、以下のとおり読み替えます。
1. 弊社は、本製品及び本製品にかかるソフトウェアに事実上又は法律上の瑕疵（安全性、信頼性、正確性、完全性、有効性、特定の目的への適合性、セキュリティなどに関する欠陥、エラーやバグ、権利侵害等を含みます。）がないことを明示的にも黙示的にも保証しておりません。
2. 弊社は、本製品及び本製品にかかるソフトウェアに起因してお客様に生じたあらゆる損害について、弊社の故意及び重過失に起因した損害を除き、一切の責任を負いません。なお、弊社の故意及び重過失による債務不履行又は不法行為によりお客様に生じた損害のうち、特別な事情から生じた損害（弊社又はお客様が損害発生につき予見し、又は予見し得た場合を含みます。)については、弊社は一切責任を負いません。
3. 弊社は、本サービスに関して、お客様と他のお客様又は第三者（提携サービスの事業者を含む。）との間において生じた取引、連絡又は紛争等について一切責任を負いません。
4. 原規約第 30 条（禁止行為）及び本規約第10条（禁止行為）のいずれかに該当するお客様の行為により生じた損害については、弊社は一切責任を負いません。
5. 弊社は、お客様又はお客様の役員、従業員及び顧客等による、アカウント情報、又は本製品の施錠・解錠のために利用するパスコード若しくはICメディアの漏洩、流失又は紛失等により、お客様又は第三者に生じた損害について、一切の責任を負いません。
6. 弊社は、お客様又はお客様の役員、従業員及び顧客等が持参したICメディアの不調について、一切の責任を負いません。当該ICメディアの修理・交換は当該ICメディアの発行主体にご連絡ください。
7. 本製品をドアに設置出来た場合でも、ドアの立て付け不良等の建物起因で、本製品が正常に動作しない場合について、弊社は一切の責任を負いません。
8. お客様が、施工サービスを利用せずにお客様自身（お客様が弊社以外の第三者に対して設置を委託する場合を含みます。以下本項において同じ。）で本製品を設置された場合、お客様による当該設置行為に起因してお客様又は第三者に生じた損害について、当社は一切の責任を負いません。また、お客様が、お客様自身による当該設置行為時に、本製品に同梱されている取扱説明書やスマートフォン向けアプリケーションの説明等に沿わない設置を行った場合、弊社は、本製品の正常な動作を一切保証せず、お客様に生じたあらゆる損害について一切の責任を負いません。
9. 弊社は、お客様又はお客様の役員、従業員及び顧客等が、利用者向けソフトウェア及び弊社サポートサイトにおいて明示されている利用方法以外の方法で本製品を利用した場合に、本製品が正常に作動することを一切保証せず、またかかる利用の結果について一切の責任を負いません。
第14条 （譲渡禁止）
お客様は、弊社の書面による事前の承諾なく、本規約上の地位又は本規約に基づく権利義務（アカウントを含みますが、これに限られません。）につき、第三者に対し、譲渡、移転、担保設定、その他の処分をすることはできないものとします。
2020年11月16日制定
2021年9月15日改定
2022年11月7日改定
2023年4月1日改定